現つ神
あきつかみ
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標準
emperor
文例 · 用例
大君、我が大君、現つ神、神ゆゑに、雲の上の照る日の光 釆りてますかも。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
大君、我が大君、現つ神、神ゆゑに、雲の上の照る日の光、采りてますかも。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
生き神とか現つ神とか言ふ語は、琉球の巫女の上でこそ、始めて言ふ事が出来る様に見える。
— 折口信夫 『琉球の宗教』 青空文庫
「現つ神」というようなことばすらも、知識人の思想においては存在し、また重々しい公式の儀礼には用いられたが、一般人によって常にいわれていたらしくはない。
— 津田左右吉 『建国の事情と万世一系の思想』 青空文庫
シナで天帝の称呼として用いられていた「天皇」を御称号としたのは六世紀のおわりころにはじまったことのようであって、それは「現つ神」の観念とつながりのあることであったろうが、それが一般に知られていたかどうか、かなりおぼつかない。
— 津田左右吉 『建国の事情と万世一系の思想』 青空文庫
しかし、神代の物語の作られたころと後世との間に、いくらかの違いの生じたことがらもあるので、その一つは「現つ神」というような称呼があまり用いられなくなり、よし儀礼的因襲的に用いられるばあいがあるにしても、それに現実感が伴わないようになった、ということである。
— 津田左右吉 『建国の事情と万世一系の思想』 青空文庫
もっとも「惟神」の二字は「神ながら」の語にあてられたのではないが「神ながら」という語は上代に用いられていて、天皇についていう場合には、それはこの政治的君主が現つ神といわれていることを示すものであった。
— 津田左右吉 『日本歴史の研究に於ける科学的態度』 青空文庫
天皇が現つ神であられるというのは上代人の思想としては事実であったけれども、今日でもそうであるというのは、やはりこの類のこととしなくてはなるまい。
— 津田左右吉 『日本歴史の研究に於ける科学的態度』 青空文庫
作例 · 標準
万葉の時代、天皇は現つ神として民に仰がれ、その言葉は絶対の命令として国中に伝えられた。
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古代の詔には現つ神として君臨する天皇の権威が、格調ある文体で表現されている。
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現つ神のご意向として伝えられた勅命に、朝廷の臣たちは粛然と頭を垂れた。
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