人神
ひとがみ
名詞
標準
man-god
文例 · 用例
されば、気高いと申しても、天人神女の俤ではのうて、姫路のお天守に緋の袴で燈台の下に何やら書を繙く、それ露が滴るように婀娜なと言うて、水道の水で洗い髪ではござらぬ。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
第四章大いなり、今にして現人神、かく坐せば、かぎりなき大御稜威かくあらせば。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
※・月に飛ぶ雪言祝大君、日の本の若き大君、神ながら朗らけき現人神。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
神ながら朗らけき現人神。
— 北原白秋 『篁』 青空文庫
国民は、各氏の氏神を祭ると共に、天照大神をはじめ、天つ神を崇敬し、同時に天皇を現人神と仰ぎ奉つた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
」 胸を見ると、背中まで抜けそうな眼が濶と、鬼の面が馬場を睨んで、ここにも一人神が彳む、三造は身自から魔界を辿る思がある。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
衛守という人も立派な男振り、お睦も評判の美人、まことに一対の夫婦と羨まれていたのですが、どういう魔がさしたものか、その奥様が用人神原伝右衛門のせがれ伝蔵と不義を働いていることが主人の耳にも薄々這入ったらしいので、ふたりも落ちついてはいられません。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
人類が心から現人神の信仰に悟入したところに、王道文明は初めてその真価を発揮する。
— 石原莞爾 『最終戦争論』 青空文庫
作例 · 標準
古代文明では、王を人神として崇める習慣があった。
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その英雄は、戦いの後、人々から人神として祀られた。
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彼はあまりにも完璧すぎて、まるで人神のようだと言われた。
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