山陰
やまかげ異読 さんいん
名詞多音語頻度ランク #24558 · 青空 415 例
標準
place in the shade of a mountain
文例 · 用例
まだ子供が出来ない頃、この新婚の若夫婦は、山陰道の辺鄙な島々を旅し歩いた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
まづ、「登別」それから、必ず「山陰風景」を讀み給へ。
— 太宰治 『「人間キリスト記」その他』 青空文庫
如何に鉄道が拡がっても製糸工場が増しても、まだまだそこらの山陰や川口にはこんな浴場はいくらも残っているだろう。
— 寺田寅彦 『電車と風呂』 青空文庫
昨年、山陰地方で行われたという、××君の手紙である。
— 黒島傳治 『鍬と鎌の五月』 青空文庫
その語る言葉は、日本語にちがいなく、畿内、山陰、西南海道の方言がまじっていて聞きとりがたいところもあったけれど、かねて思いはかっていたよりは了解がやさしいのであった。
— 太宰治 『地球図』 青空文庫
この島に生れてこの島に死し、死してはあの、そら今風が鳴っている山陰の静かな墓場に眠る人々の仲間入りして、この島の土となりたいばかり。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
安政元年十一月四日五日六日にわたる地震には東海、東山、北陸、山陽、山陰、南海、西海諸道ことごとく震動し、災害地帯はあるいは続きあるいは断えてはまた続いてこれらの諸道に分布し、至るところの沿岸には恐ろしい津波が押し寄せ、震水火による死者三千数百、家屋の損失数万をもって数えられた。
— 寺田寅彦 『時事雑感』 青空文庫
もうすこし不明瞭なのでは「かえるやら山陰伝う四十から」の次に「むねをからげる」があり、「だだくさ」の次に「いただく」があり、「いさぎよき」の次に「よき社」がありするのも同様である。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
作例 · 標準
暑い夏の日、山陰の涼しい場所で休憩した。
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この茶室は、庭園の山陰に作られており、静かで落ち着く。
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山陰にある隠れ家のようなカフェで、読書を楽しんだ。
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標準
mountain recess
作例 · 標準
古い地図には、山陰に隠された宝物の場所が記されていた。
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山陰の岩陰に、珍しい高山植物が自生していた。
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険しい山の途中に、山陰を利用した小さな祠があった。
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