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常住不断

じょうじゅうふだん
名詞名詞-の形容詞
1
標準
ceaseless
文例 · 用例
あたかも太古から尽未来際まで大きな河の流が流れ通しているように雨は降り通していて、自分の生涯の中の或日に雨が降っているのではなくて、常住不断の雨が降り通している中に自分の短い生涯がちょっと挿まれているものででもあるように降っている。
幸田露伴 観画談 青空文庫
」 銀子は好い気持もしなかったが、息詰まるような一年を振りかえると、悪い夢に襲われていたとしか思えず、二三年前に崩壊した四年間の無駄な結婚生活の失敗にも懲りず、とかく結婚が常住不断の夢であったために、同じことを繰り返した自分が、よほど莫迦なのかしら、と思った。
徳田秋声 縮図 青空文庫
恰も太古から尽未来際まで大きな河の流が流れ通してゐるやうに雨は降り通して居て、自分の生涯の中の或日に雨が降つて居るのでは無くて、常住不断の雨が降り通して居る中に自分の短い生涯が一寸|挿まれて居るものでゞもあるやうに降つて居る。
幸田露伴 観画談 青空文庫
従て芝居は常住不断に舞台表現と、現実的な表現との中間に狭迷って行かねばならぬ。
夢野久作 能とは何か 青空文庫
その底にいつも常住不断の真理の如く固定して、彼等を刺戟し続けているものは、本能性や堕落性ばかりである。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
フリガンの表情は、歓喜に炎えた時でも、悲境のドン底に墜落した時でも、或ひは稀にいさゝかの成功に反身になつた場合でも、常住不断に変化を知らぬ丸い眼と稍突り気味の口吻と、そして缶型の赤い帽子だけは決して落とさぬ姿勢なので、模写の手際も別段六ヶしいわけではなかつたのだ。
牧野信一 熱海線私語 青空文庫
けれど、そのかわりにやがて新しい外套ができるという常住不断の想いをその心に懐いて、いわば精神的に身を養っていたのである。
ニコライ・ゴーゴリ 外套 青空文庫
しかしこれだけでは、あんまり簡単明瞭過ぎて、わかり難いかも知れないから、今すこし砕いて説明すると、吾々が常住不断に意識しているところのアラユル慾望、感情、意志、記憶、判断、信念なぞいうものの一切合財は、吾々の全身三十兆の細胞の一粒一粒|毎に、絶対の平等さで、おんなじように籠もっているのだ。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
作例 · 標準
修行僧たちは、常住不断の祈りを通じて悟りの境地を目指す。
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川の流れのように、世界は常住不断に変化し続けている。
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成功の秘訣は、小さな努力を常住不断に積み重ねることにある。
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