分際
ぶんざい
名詞頻度ランク #41324 · 青空 209 例
標準
one's social standing
文例 · 用例
彼、年少者の分際として、より年長者の自分に對し無禮であらうといふ意識が、故意にまた彼の前で肩を怒らさした。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
外国人が賞讚するほどの訳を、日本人の分際で非難するのは怪しからんといふのは、語学としての出来の批判を言つてるのだらうが、小宮氏の所論では、語学としての問題ではなく、詩の翻訳の可能についての議論なのである。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
その方などの分際でない。
— 宮沢賢治 『かしわばやしの夜』 青空文庫
うぬ、畜生の分際として。
— 宮沢賢治 『土神と狐』 青空文庫
おれはいやしいけれどもとにかく神の分際だ。
— 宮沢賢治 『土神と狐』 青空文庫
そうすれば、きっと幾何か包まっしゃるけに……非人の分際で、お役人を追い使うて済まんばってん……」「何の何の。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
今、お前に命ずる処のものは、お前に取って堪え得られる分際のものでしか無い。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
摩登伽尼 ――証道の御許しのと、そんな至ったことはわたくしの分際でもなし、また望みでも御座いません。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
作例 · 標準
まだ見習いの分際で、師匠のやり方に口を出すなんて10年早い。
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自分は一介の平社員の分際だが、会社の将来について社長に直接意見を述べる機会を得た。
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学生の分際で高級車を乗り回している彼を見て、周囲は少し冷ややかな視線を送っていた。
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