名残惜しい
なごりおしい
形容詞
標準
reluctant (to part)
文例 · 用例
引上げてゲッチンゲンへ移るときはさすがに名残惜しい気がするのであった。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
今は、不潔で臭い病室や、時々夜半にひゞいて来るどっかの銃声や、叫喚が面白く名残惜しいものに思われてきた。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
私は名残惜しいような気になって、思乱れながら眺めました。
— 島崎藤村 『旧主人』 青空文庫
高輪も終に近いかと思えば名残惜しいとして、最近に節子から貰った手紙の中に書添えてあった歌だ。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
自分は良人と相談をして夫人への土産だけを出し、その弟子に托して名残惜しい製作室を出て引き返さうとした。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
なんだか心細く名残惜しいような顔をしていたが、際限もないから私はそこを辞して出た。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
名残惜しいけれど仕方がありませんので、村人達はせめてもの心やりに、丘のふもとへ行ってみました。
— 豊島与志雄 『キンショキショキ』 青空文庫
名残惜しいけれど仕方がない。
— 豊島与志雄 『正覚坊』 青空文庫
作例 · 標準
楽しい時間はあっという間に過ぎ、別れが名残惜しかった。
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名残惜しいが、もう帰らなければならない時間だ。
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旧友との再会はいつも名残惜しい気持ちになります。
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