変乱
へんらん
名詞動詞-サ変
標準
disturbance
文例 · 用例
が、この廃藩置県をはじめ、廃刀令、徴兵令その他明治政府の革新政策に対する武士階級の不平不満が、やがて、西南戦争その他の変乱となつて、勃発してゐるわけである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
討幕から廃藩置県までの立役者は、西郷隆盛であるが、廃藩置県以後、変乱時代を通じて、その文明政策に依つて、近代日本を築いた大立物は、大久保利通である。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
着衣は大変乱れていたが、それはあるいは彼が眠ってるところから、飛び起きたのだろうと思われた。
— コナン・ドイル 『暗号舞踏人の謎』 青空文庫
かかりしほどに、一日朝鮮変乱に引き続きて、日清の談判開始せられたりとの報、端なくも妾の書窓を驚かしぬ。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
儂熟針を蓄え、優勝劣敗、弱肉強食、日々に鷙強の欲を逞しうし、頻りに東洋を蚕食するの兆あり、しかして、内我が国外交の状態につき、近く儂の感ずる処を拳ぐれば、曩日に朝鮮変乱よりして、日清の関係となり、その談判は果して、儂ら人民を満足せしむる結果を得しや。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
されば妾は朝鮮変乱よりして、東亜の風雲|益急なるよしを告げ、この時この際、婦人の身また如何で空しく過すべきやといいけるに、女史も我が当局者の優柔不断を慨き、心|私かに決する処あり、いざさらば地方に遊説して、国民の元気を興さんとて、坂崎氏には一片の謝状を遺して、妾と共に神奈川地方に奔りぬ。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
大変乱暴に御歩行きなすったのね」「日和下駄ですもの、よほど上ったでしょう」と背中を向いて見せる。
— 夏目漱石 『琴のそら音』 青空文庫
(中略)禍乱は凡愚の下民より生ずる理にて、既に清朝下民の阿片を嗜み、一統心酔仕候より、道光の変乱を招き生じ申候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
作例 · 標準
歴史上、度重なる飢饉や政治の腐敗は、しばしば大規模な変乱を引き起こす原因となった。
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辺境の地で勃発した変乱の知らせは、早馬によって数日後に王都へと届けられた。
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平和な時代が長く続いたため、人々は変乱に対する危機感をすっかり失っていた。
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