艶出し
つやだし
名詞動詞-サ変
標準
burnishing
文例 · 用例
」「えゝ」「レモン化粧水とか、艶出し油とか、肌色白粉とか、何だかそンなものだけど、元価が一本平均つお位なンだから、まお位に売つて御覧、日に二十本出てくれると四円は大丈夫ぢやないか、え?
— 林芙美子 『朝夕』 青空文庫
あくまでナンドリと、ネットリと、永い永い星霜の下、一つの噺を掘り下げ、磨き、艶出しをして、そうしてこれならばいいと得心のいったところで、はじめて次の「噺」へと第二の鍬を掘り入れていくのである。
— 正岡容 『随筆 寄席風俗』 青空文庫
ブラッシで艶出しをかけるとジョセフィン・ベエカアみたいになるな。
— 久生十蘭 『だいこん』 青空文庫
「大理石の様模をあたうるには、随意ところの一色を塗り、これに脈理を施して天然のものに擬し、後に落古を被せて艶出しするを善とす――。
— 林不忘 『元禄十三年』 青空文庫
おさがりの細かい格子のハンティングをかぶって、ゴム長をはき、シャツの腕をまくり上げた手に大きいなめし革の艶出し雑巾をにぎっている。
— 宮本百合子 『二つの庭』 青空文庫
手の型のつかぬ拭き方を欲するならば、日本の家具の艶出しに使われるいぼたの粉がよかろう。
— 野村長一 『名曲決定盤』 青空文庫
近頃アサヒ艶布巾と称するものがあって、ヴァイオリンの胴の艶出しにも使われるくらいで、これはキャビネットを拭くに便利なものである。
— 野村長一 『名曲決定盤』 青空文庫
後者は艶出しを施してある。
— 柳宗悦 『和紙十年』 青空文庫
作例 · 標準
職人たちは、磨き上げた木材に最終の艶出しの工程を施した。
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彼女はヘアセットの最後に、髪全体に艶出しスプレーをかけた。
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この革製品は、使い込むほどに自然な艶出しが楽しめる。
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