磨き
みがき
名詞頻度ランク #9362 · 青空 299 例
標準
polish
文例 · 用例
佐竹の顔は肌理も毛穴も全然ないてかてかに磨きあげられた乳白色の能面の感じであった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
まして大宮浅間の噴泉の美は、何とであろう、磨きあげた大理石の楼閣台※も、その庭苑に噴泉がなかったら、頓に寂寞を感ずるであろう。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
室へ戻って、友人にハガキを書いていると、富士の雲が引いて取ったように幕を明け、銀磨きの万年雪が、巨獣の斑紋のように二筋三筋キラリと光って、夏の富士にして始めて見るところの、威嚇的な紫色が、抜打に稲妻でもひらめかしそうに、うつぼつと眉に迫って来る。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
即ち普通の風化作用では、岩石の性質によっては凸凹が烈しく、あるいは岩石の節理が膨くれ立ちて、木輪が、磨滅した木の肉から浮ぶように、抓み上がって見えたりするが、雪の動作は、それとは反対に岩石を擦り円め、滑らかにさせ、磨き上げるのである。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
主人は給仕をする老婢に「皆川老人は」「ふじのや連は」「歯磨き屋は」「彦七は」と妙なことを訊き出した。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
従って彼女|等をしてその特長の新感覚に広く磨きをかけさせたく思う。
— 岡本かの子 『異性に対する感覚を洗練せよ』 青空文庫
「あらひ粉にて磨きあげたる貌へ、仙女香をすりこみし薄化粧は、ことさらに奥ゆかし」と春水もいっている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
幕があくと舞台は銀座街頭の場面だそうで、とあるバーの前に似顔絵かきと靴磨き二人と夕刊売りの少女が居る。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
作例 · 標準
最後の「磨き」が入ることで、くすんでいたシルバーの指輪が眩いばかりの輝きを見せた。
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職人のこだわりは細部に宿り、特に木材の角の磨きには一切の妥妥を許さない。
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表面の磨きが甘かったせいか、塗装をしてもあまり綺麗に仕上がらなかった。
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標準
improvement
作例 · 標準
彼は一流のシェフになるために、毎日包丁の扱いに磨きをかける練習を欠かさない。
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プロのモデルとして歩き方に磨きをかけ、どんな衣装でも着こなせるよう努力している。
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このスピーチ原稿はまだ内容に磨きが必要だ。もっと聴衆に響く言葉を選おう。
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