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漲る

みなぎる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
1
標準
to rise high (of water)
文例 · 用例
近所のお内儀さんなどが通りがかりに児をあやすと、嬉しそうな色が父親の柔和な顔に漲る
寺田寅彦 やもり物語 青空文庫
飲んでみると名状の出来ぬ芳烈な香気が鼻と咽喉を通じて全身に漲るのであった。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
枕につけた片方の耳の奥では、動脈の漲る音が高く明らかに鳴っている。
寺田寅彦 枯菊の影 青空文庫
もしもの事があったら老い衰えた両親や妻子はどうなるのだと思うと満身の血潮は一時に頭に漲る
寺田寅彦 枯菊の影 青空文庫
大都市の冬に特有な薄い夜霧のどん底に溢れ漲る五彩の照明の交錯の中をただ夢のような心持で走っていると、これが自分の現在住んでいる東京の中とは思えなくなって、どこかまるで知らぬ異郷の夜の街をただ一人こうして行方も知らず走っているような気がして来た。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
……発と朱が底へ漲ると、銀を蔽ふて、三|脚の火が七つに分れて、青く、忽ち、薄紫に、藍を投げて軽く煽つた。
泉鏡太郎 銀鼎 青空文庫
それは全ての人間の内部に潜む人格完成の種子が、時期来ってますます芽を伸ばさんとし、それと呼応して全宇宙に漲る大生命の哺み育てんとする作用力が、この種子に働きかけるためだと仏教では考えるのです。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
少年の試験場における念仏に依って直接に得たものは何か、それは宇宙に漲る大きな助力と、自分の内部に蔵ってある潜在意識(一度でも経験したこと。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
作例 · 標準
連日の大雨で河川の水が漲り、今にも堤防を越えそうな勢いで流れている。
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潮が漲ってくると、岩場に隠れていた生き物たちが一斉に姿を現し始めた。
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漲る水面に月明かりが反射して、幻想的な夜の海が目の前に広がっている。
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2
標準
to be filled with (emotion, energy, etc.)
作例 · 標準
大会を目前に控えた選手たちの体からは、勝利への強い執念が漲っている
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新しいプロジェクトの成功を信じて、私の心には希望と勇気が漲ってきた。
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「やるぞ!」と気合を入れた彼の瞳には、並々ならぬやる気が漲っていた。
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漲る(みなぎる) — 幻辞.com