ウインク
ウインク異読 ウィンク
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
wink
文例 · 用例
望月は、はっとしたらしかったが、べつに大した狼狽もせず、気障なウインクを送った。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
そうして、前後を見廻して、其のウインクが私に向って発せられたものであることを確かめると、私は私の記憶の隈々を大急ぎで探しはじめた。
— 中島敦 『虎狩』 青空文庫
」 ひどくしょんぼりした顔の小柄な浪人者が、横眼で土門の方を見て、ウインクした。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
で僕は、弓なりにした剣の間から、敬うとも嗤うともつかぬウインクスを投げただけだった。
— 牧野信一 『吊籠と月光と』 青空文庫
廊下で出逢ったりする時彼は明らかに私にウインクした。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
奥さんなら、いまちょいとお仕事が、おあんなさるのですって」 雪子夫人は、お饒舌をしたあとで、娼婦のように、いやらしいウインクを見せたのだった。
— 海野十三 『振動魔』 青空文庫
別にウインクしたのでもないが、服装が態度が遊覧客らしかつたのだらう、若い売笑婦に呼びかけられた!
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
次にこれが三度目をパチクリさせたあと、右目でウインク。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫