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固結

こけつ
名詞動詞-サ変
1
標準
hardening
文例 · 用例
しかし噴火口から流れ出した熔岩は、重力という「鬼」の力で押されて山腹を下り、その余力のほんのわずかな剰余で冷却固結した岩塊を揉み砕き、つかみ潰して訳もなくこんなに積み上げたのである。
寺田寅彦 浅間山麓より 青空文庫
赤熱した岩片が落下して表面は急激に冷えるが内部は急には冷えない、それが徐々に冷える間は、岩質中に含まれたガス体が外部の圧力の減った結果として次第に泡沫となって遊離して来る、従って内部が次第に海綿状に粗鬆になると同時に膨張して外側の固結した皮殻に深い亀裂を生じたのではないかという気がする。
寺田寅彦 小浅間 青空文庫
すなわち、ある我らの地球と同様に表面が固結した天体があって、その雰囲気の高さが甚だ高く、もはやその中での重力を至る所同大と見なすことができないような場合である。
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 宇宙の始まり 青空文庫
之より社中の気風|益固結して曾て動変することなく、爾後王政維新の太平に逢い又無数の事変をも目撃したれども、報国|致死は我社中の精神にして、今日我輩が専ら国権の議論を主唱するも、その由来一朝一夕に非ず、蓋し社中全体の気風なりとは雖ども、仁三郎君の一言亦重しと云うべし。
福澤諭吉 故社員の一言今尚精神 青空文庫
雪は堅く固結しているので、落ち込む心配もなく、朝は凍って時に金※の爪も立たぬこともあるが、気温が上昇すると表面三、四寸の間が水ついて来るから、急勾配になると草鞋では滑る。
木暮理太郎 白馬岳 青空文庫
即ち天地開発に連る国土の自然形成の神話にして、泥土状の半流動体的状態より、次第に凝集固結して、完全具足するに至りしまでの間を、前後四段に分ちて、各の状態を神格化して、其生成力を男女性の両面より、各々一個の神格とし、此の如くにして※生天神四代の系図は、作せらるるに至りしなり。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
斯くて雪の塊は漸く沈下すると同時に其重さで次第に木を撓めて行く一方、急斜面の地であれば雪は木の枝や幹に固結していて離れないが、雪崩れ落ちんとする形勢があるから、木は益押すくめられて、終に斜面に沿うて生長するのである。
木暮理太郎 利根川水源地の山々 青空文庫
灼熱した岩片が落下して表面は急激に冷えるが内部は急には冷えない、それが徐々に冷える間は、岩質中に含まれたガス体が外部の圧力の減った結果として次第に泡沫となって遊離して来る、従って内部が次第に海綿状に粗鬆になると同時に膨脹して外側の固結した皮殻に深い亀裂を生じたのではないかという気がする。
中谷宇吉郎 青空文庫
作例 · 標準
セメントが完全に固結するまで、あと数時間は立ち入り禁止だ。
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長年の圧力を受けて、堆積物が岩石へと固結していく。
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土壌の固結を防ぐために、定期的に畑の土を掘り返して空気を入れ替える。
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