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燕児

えんじ
名詞頻度ランク #42866 · 青空 24
1
標準
swallow chick
文例 · 用例
十五になる燕児という字の女があって、結婚もせずに歿くなったが、一晩して生きかえり、起きて四辺を見たのち奔り出ようとした。
田中貢太郎 蓮香 青空文庫
「いつか君に言ったじゃないか、女なら納れるってね」 東隣の男は燕児の言ったことを話した。
田中貢太郎 蓮香 青空文庫
桑は燕児の家へ往って探ろうとしたが口実がないので困った。
田中貢太郎 蓮香 青空文庫
燕児の母親は、桑生のまだ帰っていないことを聞いて、ますます不思議に思って、傭媼に履があるかないかを探らしによこした。
田中貢太郎 蓮香 青空文庫
燕児は履がくると喜んだ。
田中貢太郎 蓮香 青空文庫
燕児は喜んでまた鏡を執って見た。
田中貢太郎 蓮香 青空文庫
燕児はますます喜んで湯あみをし頭髪を結って母を見た。
田中貢太郎 蓮香 青空文庫
蓮香は燕児の不思議を聞いて、桑に勧めて媒をたのんで結婚させようとしたが、桑は貧富の懸隔が甚しいのですぐ蓮香の言葉に従うことができなかった。
田中貢太郎 蓮香 青空文庫
作例 · 標準
巣から顔を出す燕児たちが、親鳥の帰りを待ちわびているようだった。
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春の訪れとともに、軒下に新しい燕児の姿が見られるようになった。
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親鳥が餌を運んでくると、燕児たちは大きな口を開けて鳴き始めた。
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