単調
たんちょう
形容動詞名詞頻度ランク #15376 · 青空 1115 例
標準
monotony
文例 · 用例
毎日床の中に寝たきりで、同じような単調な日を繰り返しているうちに、ふと思い出してこの本を読んでみた。
— 寺田寅彦 『春寒』 青空文庫
時津から早岐まで、哀れげな小蒸気船に乗っての大村湾縦走はただうすら寒い佗しい物憂さの単調なる連続としてしか記憶に残っていない。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
ブリキを火箸でたたくような音が、こういうリズムで、アレグレットのテンポで、単調に繰返される。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
日本人が西洋の楽器を取ってならす事はならすが音楽にならぬと云うのはつまり弾手の情が単調で狂すると云う事がないからで、西洋の名手とまで行かぬ人でも楽の大切な面白い所へくると一切夢中になってしまうそうだ。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
単調な声でゆるやかな拍子で「ナーンモーンデー」と唱えると鉦の音がこれを請けて「カーンコ、カンコ」と響くのである。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
火鉢の鉄瓶の単調なかすかな音を立てているのだけが、何だか心強いような感じを起させる。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
同じ思いが、仲間の顔色に読まれる、飯を炊くのに、未だ時間がある、思い切って天幕から一、二間歩き出した、岩を二ツ三ツ飛び越えて、次第に爪先が上る、無辺無限の単調の線が、どこへ繋がって、どこへ懸っているのか、解らない……やはりあの空線の一つを辿っている。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
前に人に使われて働いていた時分は、生活の心配を離れて、専心に工夫に没頭したら、さぞ快いだろうという、その憧憬から日々の雑役も忍べていたのだがその通りに朝夕を送れることになってみると、単調で苦渋なものだった。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
作例 · 標準
毎日同じ作業の繰り返しで、単調な日々にうんざりしている。
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この映画はストーリー展開が単調で、途中で飽きてしまった。
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単調さを避けるため、彼は仕事に新しい工夫を取り入れた。
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標準
monotone
作例 · 標準
彼のスピーチは単調で抑揚がなく、聴衆は眠気を誘われた。
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機械音声のような単調な声が、駅の構内に響き渡る。
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「もう少し感情を込めて話してよ、単調だと伝わらないから!」と先生が指導した。
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ウィキペディア曖昧さ回避
単調(たんちょう)は、調子 (tone) が一定であること 数学 単調写像 - 順序集合から順序集合への写像が単調(単調増加、単調減少)である 単調族 - 測度論における集合族が単調である →単調族定理も参照 単調収束定理 - ルベーグ積分に関する定義の一つ 単調多角形 - 幾何学における多角形が単調である その他 詞の分類の一つ
出典: 単調 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0