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美感

びかん
名詞
1
標準
sense of beauty
文例 · 用例
その春、私が連れて行かれたその狂院に咲き満ちて居た桜の花のおびただしさ、海か密雲に対するように始め私は茫漠として美感にうたれて居るだけでした。
岡本かの子 病房にたわむ花 青空文庫
例えば、「美感を与える対象」としての芸術品の考察に基づいて「粋の感」の説明が試みられる{8}。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
すべてのよい叙情詩には、理屈や言葉で説明することの出来ない一種の美感が伴ふ。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
煎じ詰めた、而も、たまらなく美感と滋味のこもった言葉が小癪なほど豊富に飛び出し、而もそれ等が一つ残らず(画面)の底にとけて流れて行く。
山中貞雄 気まま者の日記 青空文庫
千軍万馬を往来した将軍の風格、狂瀾怒涛に慣れた老船頭の態度等に現わるる、犯すべからざる姿態の均整と威厳は、見る人々に言い知れぬ美感と崇高感を与える。
夢野久作 能ぎらい/能好き/能という名前 青空文庫
観音のスマートで清麗な容姿を私達の生活に加えるだけでも、どれほど美感に恵まれた家庭生活となるか知れません。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
「なるほど美感の贅沢なこの子が巴里を好きで好きでたまらなかった筈だ」 と私はその時思った。
岡本かの子 オペラの辻 青空文庫
人間の筋肉は、鮮麗な紅色を呈して美しい色彩のものではあるが、何故か我々人間に取ツて何等の美感を與へられる性質のもので無い。
三島霜川 解剖室 青空文庫
作例 · 標準
彼の作品は、独特の色彩感覚と優れた美感に溢れている。
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人によって美感は異なるが、この建築の素晴らしさは万人に共通だ。
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幼い頃から芸術に触れることで、豊かな美感を養うことが大切だ。
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