評注
ひょうちゅう
名詞
標準
commentary
文例 · 用例
それによると、この書の第二巻目はマンローの詳細なる評注に加うるに、物理学者のダ・アンドラデ(E. N. da C. Andrade)の筆に成るルクレチウスの科学的意義に関する解説を収録してあるということであった。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
それでこれを取り寄せてその解説を読むと同時に、また評注の中の摘要をたよりにしてもう一度詳しく読み返してみた。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
しかしここでこれらの詳細にわたって紹介し評注を加えることはできない。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
しかし、おとぎ話に下手な評注を加えるのはほとんどこれに類した滑稽に堕しうる可能性がある。
— 寺田寅彦 『さるかに合戦と桃太郎』 青空文庫
わがシエクスピイヤ沒理想といひしは、直接に評注の方法に關繋して、間接に詩論に關繋すと。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫
この大册には『宣言』の本文のほか、リヤザノフの『共産主義者同盟』の歴史と、同じくリヤザノフの、二百ページ以上にわたる『評注』と、エンゲルスの『共産主義の原理』――實は『宣言』の草案――等が附録されてゐる。
— カール・マルクス 『共産黨宣言』 青空文庫
作例 · 標準
古典文学を深く理解するためには、後世の学者たちが書き残した詳細な評注を読み解く必要がある。
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現代語訳の横に添えられた評注のおかげで、当時の社会状況や言葉の裏に隠された意図がよくわかった。
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彼は生涯をかけて、夏目漱石の全作品に対して自らの見解を交えた膨大な評注を執筆した。
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