愛敬
あいぎょう異読 あいけい
名詞動詞-サ変頻度ランク #44573 · 青空 186 例
標準
love and respect
文例 · 用例
丁度あの昔の小姓等が、その主君へ特別な愛敬を捧げたやうに、男色の關係からではなく、僕は君を愛し崇拜した。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に與ふ』 青空文庫
それで僕は、大にこの好詩人を愛敬し、以後「露西亞長靴」といふニツクネームで呼ぶことにした。
— 萩原朔太郎 『歳末に近き或る冬の日の日記』 青空文庫
野口氏が孤獨な人であり、世に理解されない心情の所有者であることを、私は前から深い興味と愛敬とで眺めてゐた。
— 萩原朔太郎 『中央亭騷動事件(實録)』 青空文庫
彼は特にその最も仇敵である楠正成を愛敬し、常に左右に語つて「正成こそは我を知る唯一の知己」と話して居た。
— 萩原朔太郎 『足利尊氏』 青空文庫
ただ私の限りなく氏を愛敬してその夭折を傷む所以は、勿論、氏の態度や思想や趣味性に私と共鳴する所の多かつたにもよるが、それよりも更に大切なことは、氏の芸術が真に恐ろしい人間の生命そのものに根ざした絶叫であつたと言ふことである。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
父はプノンペンを恋の集散場としてのみ、ノラとその母にたいする愛敬のためにのみ心を惹かれた。
— 吉行エイスケ 『新種族ノラ』 青空文庫
僕は今も壯者に伍していさぎよく戰ふ關根名人の磊落性を寧ろ愛敬し、一方自|負しつつ出でざる坂田三吉八|段に或る憐憫さへ感じてゐる者だが、將棋だけは若い者には勝てないものらしい。
— ―將棋いろいろ― 『下手の横好き』 青空文庫
その水中を泳ぐ格好がなかなか滑稽で愛敬があり到底水上では見られぬ異形の小妖精の姿である。
— 寺田寅彦 『あひると猿』 青空文庫
作例 · 標準
厳しい修行の末に悟りを開いた高僧に対し、村人たちは深い愛敬の念を抱いて接した。
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毎朝仏壇に手を合わせ、ご先祖様を愛敬する心をごく自然に受け継いでいる。
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師匠の卓越した技ばかりでなく、その謙虚な人柄をも私たちは心から愛敬している。
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幾多の困難を共に乗り越えてきた老夫婦の眼差しには、互いへの揺るぎない愛敬が宿っていた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
愛敬(あいきょう、あいけい、エギョン)とは愛嬌の別表記。親しみやすさ。 魅力、親近感、友情も参照。 日本の姓 愛敬尚史 - 日本の野球選手。 愛敬重之 - 日本の障害物競走選手。 地名 愛敬町(あいけいちょう) - 佐賀県佐賀市にある町名。 企業名 愛敬グループ(エギョングループ) - 韓国の財閥。
関連項目
出典: 愛敬 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0