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沸く

わく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞頻度ランク #26430 · 青空 581
1
標準
to grow hot (e.g. water)
文例 · 用例
家庭の趣味如何を問う前に、主人其の人の趣味如何を見よ、趣味なき人に趣味ある家庭を説くは、火のない釜に、湯の沸くを待つようなものだ、こう云うて了えば、家庭問題と云うものは、全く無意義に帰して終う訳だ。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
死んだやうな夜気のなかに、凝つて、ひとり活きて、卯の花をかけた友染は、被衣をもるゝ袖に似て、ひら/\と青く、其の紫に、芍薬か、牡丹か、包まれた銀の鍋も、チチと沸くのが氷の裂けるやうに響いて、ふきこぼるゝ泡は卯の花を乱した。
泉鏡太郎 銀鼎 青空文庫
起きているどころか、炉に炭をつぎ入れ、新しい水の釜をかけて、湯の沸く暇を、炉の前に端座して心を練っておりました。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
それは興行のためにと香港へ赴かんとて、此船に乘組んで居つた伊太利の曲馬師の虎が檻を破つて飛び出した事で、船中鼎の沸くが如く、怒る水夫、叫ぶ支那人、目を暈す婦人もあるといふ騷ぎで、弦月丸出港のみぎりに檣燈の微塵に碎けたのを見て『南無阿彌陀佛、此船には魔が魅つて居るぜ。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
海蛇丸が我弦月丸の右舷に衝突して、風の如く其形を闇中に沒し去つた後は、船中は鼎の沸くが樣な騷であつた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
さて夫よりは、紀元節の祝賀と、此大なる成功の祝とで沸くが如き騷ぎ、夜になると、兼て設けられたる海岸の陣屋で大祝賀會が始まつた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
水の輪の拡がり、嵐の狂うごとく、聞くも堪えない讒謗罵詈は雷のごとく哄と沸く
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
白糸の胸中は沸くがごとく、焚ゆるがごとく、万感の心を衝くに任せて、無念|已む方なき松の下蔭に立ち尽くして、夜の更くるをも知らざりき。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
作例 · 標準
お湯が沸くのを待ってから、コーヒーを淹れた。
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鍋の中の水がぐらぐらと沸いている
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風呂のお湯が沸くのに時間がかかっている。
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2
標準
to get excited (at)
作例 · 標準
会場は、興奮した観客の声援で沸いていた。
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そのニュースを聞いた街は、一瞬にして歓喜に沸いた
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応援合戦では、生徒たちの声援がグラウンド全体を沸かしていた。
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3
標準
to ferment
作例 · 標準
パン生地を発酵させるために、温かい場所でしばらく寝かせ、生地が自然に沸くのを待った。
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この伝統的な製法では、米を蒸してから自然の力で発酵させ、酒が自然に沸くように造る。
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新鮮な魚介類を使い、出汁が自然に沸くのを待って、風味豊かなスープを作る。
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4
標準
to melt (of metal)
作例 · 標準
溶鉱炉では、鉄鉱石が熱せられ、金属が溶けて沸くのを待つ。
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銀を精錬するため、高温で熱し、金属が沸いて不純物が分離されるのを観察する。
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貴金属の精錬では、材料を融点以上に加熱し、金属が沸き立つ状態を正確に管理する。
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