噂話
うわさばなし
名詞
標準
gossip
文例 · 用例
例えば美術や音楽の方面においていわゆる官学派の民間派に対する圧迫といったようなことについて、具体的の実例をあげていわゆる官僚的元老の横暴を語るのであったが、それがただ冷静な客観的の噂話でなくて、かなり興奮した主観的な憤懣を流出させるのであった。
— 寺田寅彦 『子規の追憶』 青空文庫
この工事を県当局で認可する交換条件として上高地迄の自動車道路の完成を会社に課したといふ噂話を同乗の客一人から聞かされた。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
この工事を県当局で認可する交換条件として上高地までの自動車道路の完成を会社に課したという噂話を同乗の客の一人から聞かされた。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
山民間に起った面白そうな出来事を噂話のように喋っても呉れた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
そんな噂話が何となくその人達に殘酷な事のやうに思はれたのだつた。
— 南部修太郎 『病院の窓』 青空文庫
「何て噂話の好きな人達なんだらう……」と、私はふとそんな事を心の中で考へながら、武井さんの顏をちらりと見た。
— 南部修太郎 『病院の窓』 青空文庫
實際、そんな風に一人一人の病人の噂話はまるで小鳥のやうな看護婦達の唇から、病院の隅から隅へと傳はつて行くのだつた。
— 南部修太郎 『病院の窓』 青空文庫
それが病氣でも何でもないんですよ……」と、或る時武井さんがそんな噂話を私に聞かしてくれた事もあつた。
— 南部修太郎 『病院の窓』 青空文庫
作例 · 標準
例句