家長権
かちょうけん
名詞
標準
rights of the head of a family
文例 · 用例
先年物故した或る作家の遺族の話が出た折、ある事情に通じたひとが「こんなになる位なら、早く結婚させてやるのだった」云々という意味のことを云い、その、させてやる云々という言葉づかいのうちにある重い、家長権的な表情を、私は一人の女として苦痛と恐怖なしにきくことが出来なかった。
— ――「父上様」をめぐって―― 『鴎外・漱石・藤村など』 青空文庫
今でも西蔵その他の未開国には一婦多夫と女の家長権とが古代の俤を遺している。
— 与謝野晶子 『私の貞操観』 青空文庫
女は子女に対して母権と併せて家長権を持っていた。
— 与謝野晶子 『私の貞操観』 青空文庫
作例 · 標準
明治時代まで、家長権は非常に強かった。
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家族会議で、祖父は家長権を行使して最終決定を下した。
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現代の日本では、家長権という概念は薄れつつある。
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