蛍雪
けいせつ
名詞
標準
diligence in studying (e.g. continuing to study even in such poor light as offered by a firefly or that reflected by snow)
文例 · 用例
姉妹の娘に料理を教えに行く荒木家蛍雪館のある芝の愛宕台と自宅のある京橋区の中橋広小路との間に相当の距離はあるのだが、彼は最寄の電車筋へも出ずゆっくり歩るいて行った。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
それゆえ彼は、蛍雪館へ教えに通う往き来のどちらかにだけ日に一度通り過ぎた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
ふと蛍雪館の妹娘のお絹の姿が俤に浮ぶ。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
この市隠荘はお絹等姉妹の父で漢学者の荒木蛍雪が、中橋の表通りに画帖や拓本を売る蛍雪館の店を開いていた時分に、店の家が狭いところから、斜向うのこの露路内に売家が出たのを幸、買取って手入れをし寝泊りしたものである。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
蛍雪はその後、漢和の辞典なぞ作ったものが当り、利殖の才もあってだんだん富裕になった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
表通りの店は人に譲り邸宅を芝の愛宕山の見晴しの台に普請し、蛍雪館の名もその方へ持って行った。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
露路内の市隠荘はしばらく戸を閉めたままであったのを、鼈四郎が蛍雪に取入り、荒木家の抱えのようになったので、蛍雪は鼈四郎にこの市隠荘を月々僅な生活費を添えて貸与えた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
一昨年の秋、夫妻にこどもが生れると蛍雪は家が汚れるといって嫌な顔をした。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
作例 · 標準
蛍雪の功あって、彼は見事難関大学に合格した。
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貧しいながらも、蛍雪の努力を続け、知識を深めた。
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子供たちには、蛍雪の精神を大切にして、勉学に励んでほしい。
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ウィキペディア曖昧さ回避
蛍雪(螢雪、けいせつ) 蛍雪の功 - ことわざ 螢雪時代 - 旺文社が発行する大学受験情報誌 螢雪次朗(ほたる・ゆきじろう) - 日本の俳優
出典: 蛍雪 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0