遊び友達
あそびともだち
名詞
標準
playmate
文例 · 用例
むしろ殆ど満足な遊び友達も得られない程病弱な一人娘をそんなにも可愛がってくれるのを喜んだ。
— 渡辺温 『赤い煙突』 青空文庫
遊び友達のない私は、家の裏の木に登って、遠くの雲の中に聳え重なっている街を見ていた。
— 渡辺温 『可哀相な姉』 青空文庫
かの女は、すっかりうれしくなって、全く子供の遊び友達を迎える気持で、彼等の席をつくった。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
遊び友達らしい子供の四五人の声で、くす/\笑ふのが少し遠く聞える。
— 岡本かの子 『蔦の門』 青空文庫
ところが、お貞さんというひとり娘……ことし十八で、わたしの家の娘とも子供のときからの遊び友達で、容貌も悪くなし、人柄も悪くない娘なのですが、半年ほど前にもこんなことがありました。
— 岡本綺堂 『異妖編』 青空文庫
軽井沢で、前川夫人の遊び友達として、知り合った木賀子爵ではないか。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
ある日、昔の遊び友達に会い、誘われると、もともと好きな道だったから、久しぶりにぐたぐたに酔うた。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
お花は心の様さして悪しからず、ただ貧しき家に生れて、一年村の祭礼の折とかや、兄弟多くして晴衣の用意なく、遊び友達の良き着物着るを見るにつけても、わが纏える襤褸の恨めしく、少女心の浅墓にも、近所の家に掛けありし着物を盗みたるなりとぞ。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
作例 · 標準
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