注連
しめ
名詞頻度ランク #11226 · 青空 89 例
標準
rope used to cordon off consecrated areas or as a talisman against evil
文例 · 用例
さすがに上吉田は、明藤開山、藤原|角行(天文十年―正保三年)が開拓して、食行身禄(寛文十一年―享保十八年)が中興した登山口だけあって、旧|御師町らしいと思わせる名が、筆太にしたためた二尺大の表札の上に読まれる、大文司、仙元房、大注連、小菊、中雁丸、元祖|身禄宿坊、そういった名が、次ぎ次ぎに目をひく。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
宿坊の造りは一定していないが、往還から少し引ッ込んだ門構えに注連を張り、あるいは幔幕をめぐらせ、奥まった玄関に式台作りで、どうかすると、門前に古い年号を刻み入れた頂上三十三度石などが立っている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
半七は途中で買物をして、更になにかの支度をして、日本橋茅場町の祈祷所へたずねてゆくと、以前は誰が住んでいたか知らないが、新らしく作り直したらしく門柱には神教祈祷所という大きな札がかけられて、玄関先に注連が張りまわしてあった。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
浦づたいなる掃いたような白い道は、両側に軒を並べた、家居の中を、あの注連を張った岩に続く……、松の蒔絵の貝の一筋道。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
捧げた心か、葦簀に挟んで、常夏の花のあるが下に、日影涼しい手桶が一個、輪の上に、――大方その時以来であろう――注連を張ったが、まだ新しい。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
注連繩屋も蜜柑屋も出ていなかった。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
釣瓶縄をすげかへる、私自身が綯うた棕梠縄である、これで当分楽だ、それにしても水は尊い、井戸や清水に注連を張る人々の心を知れ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
(ねえ、こっちにもう一つ異体なのは、注連でも張りそうな裸のお腹、……)(何じゃね、)と直きに傍だったので、琴の師匠は聞着けたが、(いいえ、こちらの事で。
— 泉鏡花 『吉原新話』 青空文庫
作例 · 標準
「神社の鳥居には、太い注連が飾られ、神域であることを示している。」
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「古い注連を取り替えて、新しい年の神様を迎える準備を整えた。」
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「岩に巻かれた注連を見て、この場所が特別な霊場なのだと直感した。」
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標準
cordoning off
作例 · 標準
「祭りの山車が通る道は、白い縄で注連が張られて立ち入り禁止になった。」
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「工事現場の周囲に注連を巡らせて、安全祈願の儀式を行う。」
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「立ち入りを禁ずるために、古くからの習わし通りに注連を張った。」
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