荒れ屋
あれや
名詞
標準
dilapidated house
文例 · 用例
茶屋といったところで、壁も何もない荒れ屋である。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
「わたくしもひどい荒れ屋敷だと思っていましたが、まさかに空屋敷とは……」と、喜右衛門も今更のように溜息をついていた。
— 一つ目小僧 『半七捕物帳』 青空文庫
街は至って静かな所で殊に二十九番館は人が住むか狐が住むか、外から見ては判じ兼ねる様な荒れ屋敷で、門の戸も殆ど人の出入りする跡が見えぬ。
— 黒岩涙香 『幽霊塔』 青空文庫
奴等は荒れ屋敷、荒れ寺を目あてにして、今夜の陣を張っているのだ。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
もとより形の如き荒れ屋敷ですから、門と垣根の締りも厳重というわけにはゆきません。
— 禹門三級の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
路地をグルリと表の方へ廻ると、荒れ屋敷の一方はかなりの構へでその入口に看板が掛けてあつて、『尺八指南、竹齋』と讀めます。
— 唖娘 『錢形平次捕物控』 青空文庫
路地をグルリと表の方へ廻ると、荒れ屋敷の一方はかなりの構えでその入口に看板が掛けてあって、「尺八指南、竹斎」と読めます。
— 唖娘 『銭形平次捕物控』 青空文庫
やがて駕籠の灯がとまった荒れ屋敷の門を見届け、そこの崩れた土塀の横に身をひそめていた。
— 吉川英治 『大岡越前』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日荒れ屋について考えている。
荒れ屋という言葉は日本語で重要だ。
彼は荒れ屋の意味を理解している。
この文には荒れ屋が含まれている。