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朽ち果てる

くちはてる
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to rot away
文例 · 用例
この島に朽ち果てることは物の数ではありませぬ。
倉田百三 俊寛 青空文庫
上へ、上へ、とばかり延びて行つた果樹は、枝は栄え、葉は茂つても遂に実を結ばずして朽ち果てる
石川三四郎 土民生活 青空文庫
さては、あったら名人のこころづかいも空に帰して、水火秘文の合符、むなしく刀柄|裏に朽ち果てる……のか。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
苟しくも男子たるもの何を以て声名を世に馳せようとも、平々凡々裡に朽ち果てるよりは結構なことに違ひないから、萬龍に依つて彼が一挙に艶名を轟ろかし、満天下の羨望の的となつたのも、当人に取つて定めし痛快事だつたであらう。
谷崎潤一郎 青春物語 青空文庫
身は死して骨枯れても、名声は朽ち果てることなく、ながく日や月と同じく天地を照らすのである。
井上円了 西航日録 青空文庫
――一生島で朽ち果てる積りなのが、たつた三年で江戸へ歸つたのも何かの運、このまゝ安穩に暮せるものを、つまらない怨や意氣張で、若い女一人を殺せば、今度は私も命がありません。
人形の誘惑 錢形平次捕物控 青空文庫
――一生島で朽ち果てる積りなのが、たった三年で江戸へ帰ったのも何かの運、このまま安穏に暮せるものを、つまらない怨みや意気張りで、若い女一人を殺せば、今度は私も命がありません。
人形の誘惑 銭形平次捕物控 青空文庫
すなわち、「人は霊魂が、肉体がこれを受け入れるのに堪えるようになって始めて、それが発生するのを見るし、その力が肉体の力に伴って伸びてゆくのを見るし、またそれが幼い時には弱く、時と共にようやくその力をまし、成熟するかと思うとやがて老衰し、ついには朽ち果てることを認める」からであった。
ESSAIS DE MONTAIGNE モンテーニュ随想録 青空文庫
作例 · 標準
森の奥深くで、倒木が苔に覆われながら静かに朽ち果てていた。
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かつての豪華客船も、今では海底で朽ち果てるのを待つばかりだ。
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誰にも手入れされない空き家は、風雨にさらされて朽ち果ててしまった。
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2
標準
to die in obscurity
作例 · 標準
このまま故郷で朽ち果てるのは嫌だ、俺は都会で一旗揚げてやる。
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偉大な芸術家も、晩年は世間から忘れ去られ、独りアパートで朽ち果てた
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歴史の教科書に名も残さず、名もなき兵士として戦場で朽ち果てるのは無念だ。
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朽ち果てる(くちはてる) — 幻辞.com