老朽
ろうきゅう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #16870 · 青空 136 例
標準
infirmity (due to old age)
文例 · 用例
實に今日の老廢した、あまりに老朽衰廢した日本の既成文壇で、芥川君の如く「若さに充ちてゐる」作家はない。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
のみならずまた火山の噴出は植物界を脅かす土壌の老朽に対して回春の効果をもたらすものとも考えられるのである。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
……また、忘れるために、その上、年に老朽ちて世を離れた、と自分でも断念のため。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
呉山 窈くして而して深し、性を養ひて 老朽を甘んず。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
(下略) 嘯詠寒山に擬すの句は、此老の行為に照せば、矯飾の言に近きを覚ゆれども、若夫れ知己に遇わずんば、強項の人、或は呉山に老朽を甘んじて、一生|世外の衲子たりしも、また知るべからず、未だ遽に虚高の辞を為すものと断ず可からず。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
対手は老朽ちたものだけで、年紀の少い、今の学校生活でもしたものには、とても済度はむずかしい、今さら、観音でもあるまいと言うようなお考えだから不可んのです。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
――老朽の准訓導でさ。
— 石川啄木 『道』 青空文庫
法海和尚は「今は老朽ちて、験あるべくもおぼえ侍らねど、君が家の災を黙してやあらん」と云って芥子の香のしみた袈裟を執りだして、「畜をやすくすかしよせて、これをもて頭に打被け、力を出して押しふせ給え、手弱くあらばおそらくは逃去らん」と云った。
— 雷峯怪蹟 『蛇性の婬』 青空文庫
作例 · 標準
この橋は建設から80年が経過し、かなり老朽が進んでいるため架け替えが計画されている。
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祖父母の家は趣があるが、水回りなどの設備は老朽が目立つ。
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老朽のため引退した蒸気機関車が、公園に静かに展示されていた。
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