幻辞.com

至善

しぜん
名詞
1
標準
the highest good
文例 · 用例
宇宙にそれ以上のものがないのでありますから、至真、至善、至美に達した人格者でありましょう。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
悪を悪なりとし、善を善なりとし、不徳を不徳とし、非行を非行とするは、俗眼だも過つことなきなり、但夫れ悪の外被に蔽はれたる至善あり、善の皮肉に包まれたる至悪あるを看破するは、古来哲士の為難しとするところ、凡俗の容易に企つる能ざる難事なり。
北村透谷 心機妙変を論ず 青空文庫
もし夫れ悪の善に変じ、善の悪に転じ、悪の外被に隠れたる至善の躍り出で、善の皮肉に蔵れたる至悪の跳ね起るが如き電光一閃の妙変に至りては、極めて趣致あるところ、極めて観易からざるところ、達士も往々この境に惑ふ。
北村透谷 心機妙変を論ず 青空文庫
魚容の学問を頭から軽蔑して、魚容が「大学の道は至善に止るに在り」などと口ずさむのを聞いて、ふんと鼻で笑い、「そんな至善なんてものに止るよりは、お金に止って、おいしい御馳走に止る工夫でもする事だ」とにくにくしげに言って、「あなた、すみませんが、これをみな洗濯して下さいな。
――新曲聊斎志異―― 竹青 青空文庫
『大学』の道はただこれ三綱領(明明徳、親民、止於至善)八条目(格物、致知、誠意、正心、修身、斉家、治国、平天下)に止まる。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
学ぶということは正しい歪みない定規を認め、正大で至善な聖賢の道を知り、之を吾が身に引き当てて、吾が身の病処・弊処を覚り、歪みを直にし、欠けを補い、過不足を改めてその正を得ようとし、そして希って或いは成らないまでも、吾が志を遂げて世も益し、生きては悦びあり、死しては悔いのないようにすべきなのである。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
これは「一以貫之」を読んで、「一以て之を通ず」とするもので、焦氏の説は、貫によって百千万の善を通じる「通」の意味合で大精神・大作用・至善・至徳を認め、それが即ち孔子の「吾道」であるとしているのである。
幸田露伴 一貫章義(現代訳) 青空文庫
二 道徳的判斷の價値 夫れ道徳は至善を豫想す。
高山樗牛 美的生活を論ず 青空文庫
作例 · 標準
Philosophers have long debated what constitutes the highest good.
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
He strives for ultimate perfection in his artistic creations.
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
The pursuit of moral excellence is considered a path to the highest good.
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite