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親しさ

したしさ
名詞
1
標準
intimacy
文例 · 用例
彼の新らしい詩の表現は、丁度、愛する妻と共に日暮れの街を歩きながら、楽しい買物の話をするやうな、平易な親しさの中に、力強い情熱のひびきをこもらせたものであつた。
愛の詩集の終りに 愛の詩集 青空文庫
かすかな心の安らかさと親しさとが夜の底から昇るでせう。
宮澤賢治 ラジュウムの雁 青空文庫
限りなき親しさと驚きの眼を以て私は君達のよろこびとかなしみとを理会する。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
實際このインテイメイトなプルウストの話し方は佛蘭西人の生活や生活感情と云つたものを、これまで僕達が佛蘭西の小説を讀んで親しんでゐたより以上に、よりリアルに、僕達に近づけたので、僕達はさう云つた生活のデイテイルに限りのない親しさを感じる一方、またこれまでにない拒絶の感情をもうけとるのだ。
梶井基次郎 「親近」と「拒絶」 青空文庫
お互いに現実から隠れんぼうをしているような者同志の一種の親しさ、そして、かばい合うような懇な眼ざしで鮨をつまむ手つきや茶を呑む様子を視合ったりする。
岡本かの子 青空文庫
はだかの肌をするする撫でられるようなころ合いの酸味に、飯と、玉子のあまみがほろほろに交ったあじわいが丁度舌一ぱいに乗った具合――それをひとつ喰べて仕舞うと体を母に拠りつけたいほど、おいしさと、親しさが、ぬくめた香湯のように子供の身うちに湧いた。
岡本かの子 青空文庫
そんな不自由さが――そして狭さから来る親しさが、彼らを互いに近づけることが多い。
梶井基次郎 ある崖上の感情 青空文庫
回数を積むにつれて私は会場にも、周囲の聴衆の頭や横顔の恰好にも慣れて、教室へ出るような親しさを感じた。
梶井基次郎 器楽的幻覚 青空文庫
作例 · 標準
彼の語り口は、聞く者に親しみを与え、どんな難しい話も分かりやすくする。
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商店街のおばあちゃんは、いつも子供たちに親しみをもって話しかけてくれる。
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このキャラクターデザインは、親しみやすい丸みを帯びたフォルムで、多くの人に愛されている。
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