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眼界

がんかい
名詞
1
標準
range of vision
文例 · 用例
それほど霧で眼界を窄められていた、それだけまた神経が鋭く尖っていた、自分たちから一間ばかり、先へ離れて、雷鳥がちょこちょこ歩いて行く、こっちで停まれば向うでも停まる、歩けば先へ立って行く、冥府から出迎いにでも来た悪鳥のように、この鳥の姿が消えるとき、自分たちの運命も終焉を告げるように。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
そして試みにその眼鏡を借りて掛けて見ると、眼界が急に明るくなるようで何となく爽やかな心持がした。
寺田寅彦 厄年と etc. 青空文庫
おまけに万一にも眼界の狭い偏執的な学者でも出て来て、自分に興味のないような事項の観測の無用論を唱えたりするような場合には事柄はますます心細くなる。
寺田寅彦 新春偶語 青空文庫
さて、このように縮小された各学者の眼界の領域はほとんど十人十色であって、それらのおのおのの領域はある部分では互いに重合して共通していても、残りの部分ではみんな少しずつちがっているわけである。
寺田寅彦 学位について 青空文庫
しかし、こういう代表的なアカデミックな仕事ですらも審査員の眼界があまりに狭くてその部門のその問題の他の方面にまで眼が行届かないような場合には、そこに提出された論文のせっかくの狙い所が正常の価値を認められずに軽視されることも実際にあり得るのである。
寺田寅彦 学位について 青空文庫
われわれの廣漠たる眼界の帶を結んでゐる環。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 青空文庫
毛布に手をかけた瞬間に眼界が急に真暗になってからだが左右にゆらぐを覚えた。
寺田寅彦 病中記 青空文庫
ここで幌を着せられたから自分の眼界はただ方幾寸くらいのセルロイドの窓にかぎられてしまった。
寺田寅彦 病中記 青空文庫
作例 · 標準
山頂から見下ろす街は、眼界のすべてを覆い尽くすほどの広がりだった。
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霧が深く、前方の眼界はわずか数メートルしかなかった。
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彼の広い眼界は、常に未来を見据えているかのようだ。
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夕暮れの砂浜に立ち、はるか水平線まで広がる眼界に心奪われた。
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