国書
こくしょ
名詞
標準
diplomatic message sent by a head of state
文例 · 用例
是によつて国書生等は不治悔過の一巻を作つて庁前に遺し、興世王等を謗り、国郡に其非違を分明にしたから、武蔵一国は大に不穏を呈した。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
朝鮮への国書の中には、「一超直ちに明国へ入り、吾朝の風俗を四百余州に易え、帝都の政化を億万|欺年に施すは方寸の中に在り」と書いて居る。
— 菊池寛 『碧蹄館の戦』 青空文庫
媾和の交渉は色々曲折があるが、明使、「爾を封じて日本国王と為す」の国書を齎した為、秀吉を怒らしむることになり、媾和も全く破れて再度の朝鮮出兵が起る。
— 菊池寛 『碧蹄館の戦』 青空文庫
安政元年ペルリは再び浦賀に入港して、前年提出した通商条約の国書の返答を求めた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
捧げて来た朝鮮王|李※の国書は江戸へ差し出した。
— 森鴎外 『佐橋甚五郎』 青空文庫
江戸で出した国書の別幅に十一色の目録があったが、本書とは墨色が相違していたそうである。
— 森鴎外 『佐橋甚五郎』 青空文庫
帝国書院刊本『塩尻』三四に、主上疱瘡の御事ある時は坂本山王の社に養える猴必ず疱瘡す、御痘軽ければ猿の病重く、皇家重らせたまえば猴やがて快くなるといい伝う。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
この湯仕掛けで鶏を早鳴せしむる法は中国書にもあったと記憶する。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
特使は、友好親善の証として、自国の元首からの国書を大統領に手渡した。
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歴史資料館で、かつて日本と清の間で交わされた国書の原本を拝見した。
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国書の内容が誤解を招かないよう、翻訳には最高レベルの通訳が当たった。
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標準
book written in Japanese (as opposed to Chinese, etc.)
作例 · 標準
漢文の素養だけでなく、万葉集や古今和歌集などの国書にも精通していることが教養人の条件だった。
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明治以降、西洋の学問が流入する一方で、古くからの国書を保存しようとする動きも活発になった。
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彼の書斎には、貴重な和綴じの国書がずらりと並んでいる。
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