百人力
ひゃくにんりき
名詞
標準
tremendous strength
文例 · 用例
身体も人並はずれて大きく百人力といわれていた。
— 菊池寛 『大力物語』 青空文庫
「金はふんだんに儲かるし、腕は百人力と来ては、村中の娘達が先生達ばかりを男と祭りあげるのは当り前のことだなあ――太十などが、メイちやんなんかに横恋慕をしたところで、神楽芝居の仕出し位ひなもので、却つて先生方の男前をあげる小道具になるばつかり――といふところだぜ。
— 牧野信一 『武者窓日記』 青空文庫
なにしろ、負けた方のが百人力といふのだから話は大きい。
— 長谷川時雨 『春宵戲語』 青空文庫
聖武天皇の御代に、三野の國|片縣の郡、少川の市に住んでゐた、百人力女が、前の犬に追はれた岐都禰の末裔だが、おのが力をたのんで、往還の商人の物品を盜む。
— 長谷川時雨 『春宵戲語』 青空文庫
それからというものは、甚兵衛の黒馬は、百人力……百馬力になって、たいそうな働きをしました。
— 豊島与志雄 『天下一の馬』 青空文庫
それじゃ全然詐欺だね」「詐欺とおっしゃればまずそんなもの、けれど、詐欺をするものは私ばかりではありますまい、そういうあなたのその力柱、ほんとにそれを抜いた者へ、明神様は百人力をお授けなさるんでございましょうか?
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
「さう來りや百人力だ、どうも二本差は苦手でね、あつしぢや此上探りの入れやうはねえ」 八五郎は首を縮めて薦めるのです。
— 閉された庭 『錢形平次捕物控』 青空文庫
案内してくれ」「有難い、親分が動き出しや百人力だ。
— 槍の折れ 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
彼は普段は温厚だが、いざという時には百人力の働きを見せる。
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君が手伝ってくれるなら、百人力だよ。
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チームに彼の百人力のサポートがあれば、どんな困難も乗り越えられる。
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