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亡母

ぼうぼ
名詞
1
標準
deceased mother
文例 · 用例
それは三田文學に出てあつた葛目氏の短篇亡母と蜩を讀んでゐた私に感懷は深かつた。
『青空』記事 編輯後記(大正十五年九月號) 青空文庫
いかんとなればあまたの人の嫌悪に堪えざる乞食僧の、黒壁に出没するは、蝦蟇とお通のあるためなりと納涼台にて語り合えるを美人はふと聞噛りしことあればなり、思うてここに到る毎に、お通は執心の恐しさに、「母上、母上」と亡母を念じて、己が身辺に絡纏りつつある淫魔を却けられむことを哀願しき。
泉鏡花 妖僧記 青空文庫
」と、亡母から嚇されたことも有った。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
感ずるあまり、梓は亡母が仮に姿を現して自分を救ったのであろうと思った。
泉鏡花 湯島詣 青空文庫
私は今になつて、亡母や亡祖父の心をはつきりと自分の心に蘇らせて来る。
田山録弥 心の絵 青空文庫
そして初めて亡母や亡祖父のその時分の心の苦しみを知ることが出来たやうな気がした。
田山録弥 心の絵 青空文庫
それから魯迅の死を新聞で知ったのは恰度亡母の四十九忌の頃であった。
原民喜 青空文庫
亡母の事が思出された。
石川啄木 鳥影 青空文庫
作例 · 標準
彼は亡母の思い出を胸に、毎日を懸命に生きていた。
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亡母が愛用していた花瓶は、今も大切に飾られている。
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亡母の命日には、いつも家族で集まって彼女を偲ぶ。
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