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紅斑

こうはん
名詞
1
標準
red spots
文例 · 用例
今度インド婦人の額の紅斑を見たときになんとなくそれを思い出して、何か両者の間に因縁があるのではないかという気がした。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
衣裳も手足も紅斑々、切られたのではない返り血だ。
国枝史郎 神秘昆虫館 青空文庫
膝からかけて駕籠一面飛び散った血で紅斑々、呼息を刻む肩の揺れ、腹はたった今切ったと見える。
国枝史郎 北斎と幽霊 青空文庫
彼も数ヶ所の薄手を受け、返り血を浴びて紅斑々|髻千切れた凄じい姿で目付衆の屋敷へ宣り出た、切られた二人の其一人は、家老宮地源左衛門の四男、もう一人は大脇文右衛門の二男で文右衛門は功労ある地方奉行であった。
国枝史郎 稚子法師 青空文庫
ちやうど居合はせた同室の者にガーゼを温めて貰ひ、それで手足を覆つて更に繃帯でぐるぐる巻に罨法をほどこしたが、翌朝になつて見るとも早や顔面一ぱいにその紅斑は広がつてゐた。
北條民雄 癩を病む青年達 青空文庫
乳の下と背中とに紅斑が浮き上つてゐるのをかねが見つけた。
北條民雄 無題※ 青空文庫
乱れた髪、乱れた衣裳、敵の返り血を浴びて紅斑々!
国枝史郎 仇討姉妹笠 青空文庫
返り血を浴び顔も手足も、紅斑々として凄まじく、髻千切れて髪はザンバラ、そういう陣十郎が老人の一人を、群集の中で切り仆し、悲鳴を聞き捨て突き進み、向こうから群集を掻き分け掻き分け、こっちへ向かって来る若い女を見た。
国枝史郎 剣侠 青空文庫
作例 · 標準
アレルギー反応で、全身に紅斑が出現した。
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日焼けで肌に紅斑ができて、少しヒリヒリする。
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医師は患者の腕の紅斑を注意深く診察した。
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