打刀
うちがたな
名詞
標準
katana (sword worn on the hip edge up by samurai)
文例 · 用例
行子の眼にうつった大炊介という男性は、蔓巻の打刀を指した士の風体なのに、どこにも髯がないことであった。
— 久生十蘭 『うすゆき抄』 青空文庫
入谷津の山端の木繁みの間から谷底を見おろすと、そこここの段丘に蔓巻の打刀を差し、鍬鋤を担いだ山武士態の男がむらむらに群れ、なにを運ぶのか、谷戸の斜面の古道から鷹巣山の峯づたいに、何百という松明の火が点々とつづいている。
— 久生十蘭 『うすゆき抄』 青空文庫
「打刀を差した男めらが、段畑にむらむらと群れて……はて、それはまたどうしたことだ」 話の仕掛が大袈裟なので、道益は、ことによったら風摩の一味かと仰天したが、間もなく思いあたることがあったので、むむと渋り笑いをした。
— 久生十蘭 『うすゆき抄』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
打刀(うちがたな)は、日本刀の一種。 徒戦向けに作られ、室町時代後期より、それまでの太刀に代わり武士が用いる刀剣の主流となった。
出典: 打刀 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0