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婚家

こんか
名詞
1
標準
one's in-laws (esp. a woman's in-laws)
文例 · 用例
宮子は二十二の歳に、女専を卒業すると西洞院の骨董商へ嫁いだが、生れつき我儘なのと、新しい教育を受けていたために、古い因習の殻に閉じこもっている余りにも京都風の家風にいたたまれず、一年たたぬうちに、到頭婚家を飛び出して、実兄の小郷虎吉の下鴨の家へ、出戻り娘となって転がり込んだのである。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
その上、気性は如何にも痴情で、婚家から出されたと頷けるほど浮々してゐた。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
しっかりしなくちゃ駄目じゃないの」 隣町の婚家先から駈けつけて来た多可子は二階に昇るなり政枝の右肩を掴み、優しくゆすって叱った。
岡本かの子 勝ずば 青空文庫
小波の恋が破れて後、その令嬢が縁付いた婚家の近くに住っていた私は時折|美貌を垣間見、淑徳を聞くにつけて小波のために頗る同情に堪えなかった。
――尾崎紅葉―― 硯友社の勃興と道程 青空文庫
その後、杳として婚家へも何処へも音信がない。
野口雨情 小川芋銭先生と私 青空文庫
真知子は、地方の町へ赴任している姉の婚家へ行ってそこに滞在した。
宮本百合子 婦人と文学 青空文庫
内大臣は婚家へ娘のにわかな引き取られ方を、形式上不満にも思ったが、小さなことにこだわっていては婿の大将の感情を害することになろうと思って、「どちらでも私のほうの意志でどうすることもできない娘になっているのですから」 という返事を内大臣はした。
真木柱 源氏物語 青空文庫
三 そこで、生活は一変したが、婚家では困ったお嫁さんをもらったのだった。
長谷川時雨 渡りきらぬ橋 青空文庫
作例 · 標準
嫁入りした娘は、新しい婚家で良好な人間関係を築こうと努力した。
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初めて婚家を訪れた時、想像以上に厳格な雰囲気に緊張した。
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彼は、妻が婚家で快適に過ごせるよう、いつも心を配っていた。
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