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満幅

まんぷく
名詞-の形容詞名詞
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文例 · 用例
これからが満幅の奇を思うままに発揮した椿岳の真生活であって、軽焼屋や油会所時代は椿岳の先史時代であった。
――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 淡島椿岳 青空文庫
が、俺の感情は吉野君のいったことに満幅の賛意を表した。
菊池寛 無名作家の日記 青空文庫
しかも、平氏は独り彼等の反抗を招きたるに止らず、今や入道相国の政策の成功は、彼が満幅の得意となり、彼が満幅の得意は彼が空前の栄華となり、彼が空前の栄華は、時人をして「入る日をも招き返さむず勢」と、驚歎せしめたる彼が不臣の狂悖となれり。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
これまた、近頃の政治家には珍しい声明であつて、国民はこの見識のもとに生れる将来の文教政策には満幅の期待を寄せていゝと思ふ。
岸田國士 一国民としての希望 青空文庫
いかに生がきに満幅の好意を傾けて、食卓の上で、剥いては食い、割っては食おうとも、その味は遂に舌端だけのものであって、人の心魂に味到する底のものではなかった。
北大路魯山人 海にふぐ山にわらび 青空文庫
この残忍の性質が鬼王丸には気に入ったと見えて満幅の信用を寄せられていた。
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
従うて著者は決して満幅の信頼を期待してはいない。
柳田國男 地名の研究 青空文庫
フミエにお乳をもらって、まんぷくの赤ん坊はごきげんで、からだじゅうをゆさぶってよろこびます。
壺井栄 柿の木のある家 青空文庫
作例 · 標準
彼の表情は、不満を抱えていることが満幅に表れていた。
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聴衆は満幅の笑顔で彼の話に耳を傾けていた。
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彼の講演は、満幅のユーモアに満ちていて、会場は笑いに包まれた。
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