頑然
がんぜん
形容詞-たる副詞-と
標準
resolute
文例 · 用例
其の様を見るに三尺児と雖も猶弁ずべきを、頑然首を差伸べて来る。
— 池田屋襲撃 『大衆維新史読本』 青空文庫
いろいろな議論を立てゝ、取材の方面を切りひらくことはまことに結構なはなしであるが、よしや芸術的に何ら斯うといふまでもなく、何ら首をひねつてもおもしろくもない未熟なるものゝなかに、赤獅子号の如き頑然たる一篇を見出すことは寧ろ皮肉なる対照を成すおもむきではなからうか。
— 牧野信一 『浪曼的月評』 青空文庫
荘田は、娘からの思いがけない抗議に、狼狽えながら、尚も頑然として云った。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
荘田は、娘からの思ひがけない抗議に、狼狽へながら、尚も頑然として云つた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
柳生を打込めば一躍、柳生に代って、天下無双と法螺でもふこうという野心家の手輩でしょう」「それにしても、騒ぎが長いじゃないか」「頑然と、帰らないので、家来どもも持て余しているのです」「ふむ。
— 吉川英治 『柳生月影抄』 青空文庫
八 もとより金などは持ちあわせていないけれど、弟の借財があるというならば、性善坊に相談したうえで、どうにでもしなければなるまいと、四、五日の猶予を頼むと、亭主は首を振って、「ふざけては困る」頑然と、怒った。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
再三の使者に、しまいには、頑然と首を振って、「慈円は、病で臥しております」といって、居室に、籠ってしまった。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
しかし、戸口に騒めいている四、五人の荒法師たちは、頑然と肩をいからせて、「だまれっ、なんど同じことをくりかえさせるのだ。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
作例 · 標準
彼は頑然として自分の意見を主張し、決して譲ろうとしなかった。
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どんな困難にも頑然と立ち向かう彼女の姿勢は、私たちに勇気を与えた。
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警察の厳しい尋問にも、容疑者は頑然たる態度を貫いた。
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上司の反対を押し切り、頑然たる決意で新プロジェクトを推進した。
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