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写し

うつし
名詞頻度ランク #9245 · 青空 330
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文例 · 用例
佐竹はすぐに察知したらしく、「ペリカンをかいているのです」とひくく私に言って聞かせながら、ペリカンの様様の姿態をおそろしく乱暴な線でさっさと写しとっていた。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
「じゃあ、まだですね」うしろむきのペリカンを紙面の隅に大きく写しながら、「馬場がむかし、滝|廉太郎という匿名で荒城の月という曲を作って、その一切の権利を山田耕筰に三千円で売りつけた」「それが、あの、有名な荒城の月ですか?
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
この鯨絵巻の写しや、硯石で昔から知られた行当岬のスケッチや、祖先の出身だという一世一海和尚の墓の絵などが郷里の家に保存してあったはずであるが、いつの前にかもう無くなってしまったか、それともまだ倉の中のどこかに隠れているか不明である。
寺田寅彦 初旅 青空文庫
同行の高頭君は、退屈紛れに、杖を沙上に揮って、それを模写していた。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
今送ろうと思う写真をゼラチンの膜に複写してこれを円筒形に巻き、筒の中心に軸をつけて廻転するようにする。
寺田寅彦 写真電送の新法 青空文庫
さすれば発信機の原板の濃淡の度に応じて受信機の膜の光に感ずる度を異にしているから、これを現像して焼き付くれば直ちに原板の写しが出来上がるという訳である。
寺田寅彦 写真電送の新法 青空文庫
受信機の方ではこれを電話の受話器のごときものに接続する、受話器の薄い鉄の円板の真中に固着した針が一本あってこれが原板の写しを画くペンの役目をするのである。
寺田寅彦 写真電送の新法 青空文庫
写しを取るには蝋または鉛の筒あるいは複写紙を巻いたものを廻転軸にはめ、その表面に前述のペンが乗っかっている。
寺田寅彦 写真電送の新法 青空文庫
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例句
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作例 · 標準
例句
ウィキペディア

写し(うつし)とは、美術工芸品や日本刀などで、基準となる作品や実物をなぞらえ、形状や模様・図柄を模倣した作品をつくること、またそのようにして作られた作品のこと。

出典: 写し — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0