善用
ぜんよう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
good use
文例 · 用例
善用すればむしろ非常に好い効果をあげ得べき可能性を多分にもっているものである。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
それは言うまでもなく、前に述べましたように、一見、邪魔、不善に見える人間のいろいろの性情の根は、実は非常に大切なものでありますから、これを潰したり押えたり、刈り取ったりしないで、これらをみんな活かして善用して行き、立派に役立てて進んで行くという人生の大道です。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
ちょうど「泥中の蓮の花」のように、雑多な野心や誘惑や愛欲の真只中に生活しながらもその汚れに染まず、しかもその欲望、誘惑をうまく消化善用して立派な人格完成、絶対の安心、無上の幸福という花を咲かせるのです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
自身内部にある人格完成の芽もこれを仏性と言う)を念じ、無心無我となって、心を澄ますとき、この三毒の善用法が判って来るのです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
また他の娯楽や欲望はお金がかかりますが、人間完成の大娯楽に向う信仰は余り金もかかりませんから、その信仰に入り、仏智を得て欲望や煩悩を浄化善用し、信念に依る強靱な意志を養成して、以て事に当ったなら、命つなぎぐらいの費用はどうにか得られると思います。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
必ず一部、長所と恩恵とを認めて、これを善用します。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
仏教生活では、眼の前の惜しい、欲しい欲望の生活、すなわち小欲生活を、大欲生活の目的のために見直して善用する工夫をするのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
仏教で言う真の欲望へ向って、現実生活のすべての小欲を善用、利用し尽すということです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
作例 · 標準
その技術を善用すれば、社会に大きな貢献ができるだろう。
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彼は与えられた権限を常に善用し、部下からの信頼も厚い。
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資源の善用は、持続可能な社会を築く上で不可欠だ。
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