悪用
あくよう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #10879 · 青空 127 例
標準
abuse
文例 · 用例
「記録」は客観的事実であり、これは科学の場合と同様に、無限なる利用と悪用の可能性を包蔵している。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
もちろんすべての知識には悪用の危険性を含んでいる。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
彼女は特に男達から甘い点をつけられることもなく、彼女自身も、またその女の特点を、善用も悪用もしなかつたやうである。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
名誉な太宰治は痲痺状態で小説を書くコツを悪用する。
— 詩集(11)文壇諷刺詩篇 『小熊秀雄全集-12』 青空文庫
海岸でも、きつと彼の名を悪用して飲みまはるだらうと思はれた。
— 徳田秋聲 『青い風』 青空文庫
…… 法律の力を悪用して、善人を苦しめる悪魔を懲しめる手段は、これより外にはないのでございます。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
御禁中警固、京一円取締りの重任にあるべき所司代詰の役侍が、その役柄を悪用して不埒を働こうとしているだけに許せないのです。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
然るにも拘わらず、珠数屋のお大尽を引ッ立てると殆んど同時のように、かくも身代押えを急いでいるのは、弥太一の言ったごとく、役向き権限を悪用して巧みに財物を私しようとのよからぬ下心であることが、すでにその一事だけで一目瞭然でしたから、退屈男の江戸魂は勃然として義憤に燃え立ちました。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
作例 · 標準
例文1
例文3
例文5
例文7