粉骨砕身
ふんこつさいしん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
making one's best exertions
文例 · 用例
むむ、味方のためには眼も耳も吝んで、問わず、聞かず、敵のためには粉骨砕身をして、夜の目も合わさない、呼吸もつかないで働いた、それが事実であるか!
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
老齢と雖もさらに奮起一番して粉骨砕身いよいよ御忠勤をはげみ、余栄を御子孫に残すべきところでございましたのに、まことに生憎のもので、この御寵愛最も繁かりしその翌年、あの大騒動にて御一族全滅に相成りました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
奈良原到少年もむろん一行に参加して薪採りの事業に参加して粉骨砕身していたが、その後、安場知事の人格を色々考えてみると、どうも玄洋社を尊敬していないようである。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
パベルのお母さんが、その子の入獄とともに、その老い行く身を革命運動の中に投じて、あるいは秘密文書の配付に、あるいは同志の破獄の助力に、粉骨砕身して奔走するあたり、僕は幾度か巻を掩うて感涙にむせんだ。
— 大杉栄 『獄中消息』 青空文庫
例の放蕩息子を迎えた父のように、いかなる愚人、いかなる罪人に対しても弥陀はただ汝のために我は粉骨砕身せりといって、これを迎えられるのが真宗の本旨である。
— 西田幾多郎 『愚禿親鸞』 青空文庫
ずいぶん古くから、動坂さんのために粉骨砕身して仕えています。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
私などは人間を刑罰から免かれしむべく、最も粉骨砕身せねばならぬ男なのです。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『自責』 青空文庫
「……岡部伍長は、只今より、あらためて粉骨砕身、生命にかけて、皇軍のため、優秀なる地下戦車を作ることを誓います」「よろしい。
— 海野十三 『未来の地下戦車長』 青空文庫
作例 · 標準
彼は常に粉骨砕身の精神で仕事に取り組み、チームを成功に導いた。
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このプロジェクトのために、私たちは粉骨砕身で努力を続けた。
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依頼者のために粉骨砕身する姿勢は、多くの人に尊敬された。
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ウィキペディア
粉骨砕身(ふんこつさいしん)は唐の時代の中国からの熟語。
出典: 粉骨砕身 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0