猪突
ちょとつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
recklessness
文例 · 用例
田中君は、勇氣のある人ですが、これからは、猪突の小勇をつつしむにちがひないと私は信じて居ります。
— ――田中英光著『オリムポスの果實』序 『田中君に就いて』 青空文庫
――少い経験にしろ、数の場合にしろ、旅籠でも料理屋でも、給仕についたものから、こんな素朴な、実直な、しかも要するに猪突な質問を受けた事はかつてない。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
もう一つには柳原でおれに突いて来た腕前がなかなか百姓の猪突き槍らしくねえ。
— 槍突き 『半七捕物帳』 青空文庫
一方福田豊四郎氏の場合はどうか、彼は仕事が吉岡氏よりも大まかな猪突的な冒険を企ててるやうに見受けられる、しかし決してさうではない。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
『淵鑑類函』四三六に服虔曰く、猪性触れ突く、人、故に猪突|は南楚地方で猪を呼ぶ名だ。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
この日城攻め合戦剛猛の事に吉し、惣じて万事大吉なりとあるは、その猪突の勇に因んだものだ。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
そして一歩を誤れば、その不満を医さんが為めに、益※本能の分裂に向って猪突する。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
実行家の第一資格たる向う見ずに猪突する大胆を欠いていた。
— 内田魯庵 『二葉亭追録』 青空文庫
作例 · 標準
彼は目標に向かって猪突するばかりで、周囲の声に耳を傾けなかった。
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若さゆえの猪突が、思わぬ成功をもたらすこともある。
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計画もなしに猪突することは、危険な行為だ。
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