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恭しい

うやうやしい
形容詞
1
標準
polite
文例 · 用例
ところが勃凸は一切お構ひなしに、又仲間が集まつて来たとでも思つたらしく、羽織つたマントの端をくるつと首のまはりに巻きつけて、伊太利どころの映画の色男をまねた業々しい身振りで、右手で左の肩から膝頭へかけてぐるつと大きな輪をかいて恭しい挨拶をした。
有島武郎 青空文庫
「お宅でございます、」と島野紳士は渋々ながら恭しい
泉鏡花 黒百合 青空文庫
婆あさんはお歯黒を剥がした痕のきたない歯を見せて、恭しいような、人を馬鹿にしたような笑いようをして、頭を二三遍屈めて、そのまま跡へ引き返して行った。
森鴎外 青空文庫
およそ法螺とは縁の遠い孔子がすこぶる恭しい調子で澄ましてこうした壮語を弄したので、定公はますます驚いた。
中島敦 弟子 青空文庫
子家鴨はみんなに頭を下げ、出来るだけ恭しい様子をしてみせましたが、そう訊ねられた事に対しては返答が出来ませんでした。
DEN GRIMME AELING 醜い家鴨の子 青空文庫
『礼記(玉藻)』に「父の命じて呼ぶ、唯して諾せず」とあり、『礼記(曲礼)』に「必ず唯諾に気をつける」とあるのも、解説に「返事は、諾より唯は恭しい」とあるので明らかである。
幸田露伴 一貫章義(現代訳) 青空文庫
敷居の外に手を衝いて物を言う、その態度がいかにも恭しい
森鴎外 青年 青空文庫
内供は、仏前に香花を供えるような恭しい手つきで、鼻を抑えながら、こう呟いた。
芥川龍之介 青空文庫
作例 · 標準
例句