閑談
かんだん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
quiet conversation
文例 · 用例
募集した絵をゆっくり一枚一枚点検しながら、不折や虚子や碧梧桐を相手に色々批評したり、また同時に自分の描いておいた絵を見せたりして閑談に耽るのがあの頃の子規の一つの楽しみであったろうということも想像される。
— 寺田寅彦 『明治三十二年頃』 青空文庫
その備忘録の中から少しばかりの閑談の種を拾い出してここに紹介してみようと思う。
— 寺田寅彦 『マルコポロから』 青空文庫
清談、閑談、俳談、其中庵空前の――敢て絶後とはいひきらない――賑やかさ喜ばしさであつた。
— 伊佐行乞 『行乞記』 青空文庫
午後、地橙孫居を訪ねて閑談二時間。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
しかしそれも好かった、書生の閑談で事は終って了って、何等のいさくさも無く稜立つことも無く済んで了った。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
晩年の氏は、予が貧困多忙でおちついて遊ぶ暇が少くなつたために不知不識訪問して閑談を樂むの機會が乏しくなり、又住所も遠ざかつたので、傳聞に其無事なのを知つて居た位に過ぎなかつたから、よくは知らぬが、矢張り例に依つて例の如くおとなしく面白く世を送つてゐられた事とおもふ。
— 幸田露伴 『淡島寒月氏』 青空文庫
我|庵を隔つること杜ひとつ、名宗匠|其角堂永機住めり、一日人に誘はれて訪ひ行きつ、閑談|稍久しき後、彼の導くまゝに家の中あちこちと見物しけるが、華美を尽すといふ程にはあらねど、よろづ数奇を備へて粋士の住家とは何人も見誤らぬべし。
— 北村透谷 『秋窓雑記』 青空文庫
そうしているうちにある日教務所長の武田教誨師というが見えて、暫く予の房に入って閑談せられた。
— 堺利彦 『獄中生活』 青空文庫
作例 · 標準
午後のカフェで、友人と静かに閑談を楽しむのが私の至福の時間です。
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会議の休憩中、参加者たちはコーヒーを片手に閑談を交わしていた。
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庭園のベンチで、老夫婦が穏やかに閑談している姿は絵になった。
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彼は日頃から寡黙だが、心を許した相手とはたまに閑談をする。
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