茶話
ちゃばなし異読 ちゃわ・さわ
名詞
標準
chat over tea
文例 · 用例
その茶話のあひだに、わたしは彼の昔語を色々聽いた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
雨が降って浜へも出られぬ夜は、帳場の茶話に呼ばれて、時には宿泊人届の一枚も手伝ってやる事もある。
— 寺田寅彦 『嵐』 青空文庫
浦の雨夜の茶話は今も心に残っているが、それよりも、婆さんの潮風に黒ずんだ顔よりも、垣の山吹よりも深く心に沁み込んで忘られぬものが一つある。
— 寺田寅彦 『嵐』 青空文庫
大佐や少年や其他三十|有餘名の水兵等が趣味ある日常の生活のさま/″\、晨には星を戴いて起き、夕には月を踏んで歸る、其職務の餘暇には、睦まじき茶話會、面白き端艇競漕、野球競技等の物語は、如何に彼等を驚かしめ笑はしめ樂しましめたらう。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
えら茶話がもてて、何度も土瓶をかわかしたで、入かわって私もやらかしますべいに、待ってるだよ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
府下澁谷邊に或茶話會があつて、斯の工學士が其の席に臨むのに、私は誘はれて一日出向いた。
— 泉鏡太郎 『人魚の祠』 青空文庫
この旗奪の夜の怪異は、今から考えてみると実在の怪異であったか、それとも怪異の恐怖の中から創作したものであったか、それはどうもはっきりしないが、その後にあった一つの怪異は実在のもので、老媼茶話の中にでもありそうな話であるが、それは後になって人間の巧智の所産であることが判った。
— 田中貢太郎 『鷲』 青空文庫
また早い話が、この峠を越さねばと申して、多勢のものが難渋をするでもなし、で、聞いたままのお茶話。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
作例 · 標準
友人と久しぶりに会って、積もる茶話に時間を忘れた。
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地域の交流会で、皆と楽しい茶話をした。
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仕事の合間の茶話で、気分転換を図った。
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