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冬越し

ふゆごし
名詞
1
標準
wintering
文例 · 用例
……というのは、この煙突が出来てから、一と冬越した翌年の春になっても、煙を吐いた形跡がなかったからであった。
夢野久作 けむりを吐かぬ煙突 青空文庫
それを他人事のように聞き流しながら、復一は関西から届いた蘭鋳の番いに冬越しの用意をしてやっていた。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫
冬越しをするには無くてはならぬ食料だ。
――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 夜の靴 青空文庫
3 ※  冬越しの牧場千年を千度び重ねてわれ等祖先のうへに溯る、私は太古の穴居時代の夢を見た。
福士幸次郎 展望 青空文庫
いま私は現實の野外にゐる、そこには冬越しの青草が可愛げもなく色褪せて生えのこる。
福士幸次郎 展望 青空文庫
蟻の集団が如何に宏大なる共同倉庫を造り、如何に巧妙に冬越しの食物を貯蔵するかを見よ。
石川三四郎 吾等の使命 青空文庫
その時、その温泉に冬越しをしようという人々――それはあのいやなおばさんと、その男妾の浅吉との横死を別としては、前巻以来に増しも減りもしない。
めいろの巻 大菩薩峠 青空文庫
冬越しの頭痛なんていふのは名誉にならん。
岸田國士 富士はおまけ(ラヂオ・ドラマ) 青空文庫
作例 · 標準
南国の蝶が、この温室で無事に冬越しをする。
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農家は、野菜を貯蔵して冬越しの準備を始めた。
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ベランダのハイビスカスを室内に取り込んで、冬越しの支度をした。
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