冬眠
とうみん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #25806 · 青空 93 例
標準
hibernation
文例 · 用例
そうなればすべての活動は停止して冬眠の状態に陥ってしまうであろう。
— 寺田寅彦 『鉛をかじる虫』 青空文庫
しかしこれら哲学者の植え付けた種子が長い中世の冬眠期の後に、急に復興して現代科学の若葉を出し始めたのは、もちろん一般的時代精神の発現の一つの相には相違ない。
— 寺田寅彦 『量的と質的と統計的と』 青空文庫
冬眠の状態にある蛙が半年の間に増大させるエントロピーの量は、覚醒期間のそれに比べて著しく少ないに相違ない。
— 寺田寅彦 『時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ』 青空文庫
そうなれば自身の寒がりのカメラもしばらく冬眠期に入って来年の春の若芽のもえ立つころを待つことになるであろう。
— 寺田寅彦 『カメラをさげて』 青空文庫
――そして、まるで冬眠でもしているように、そこに、じっとしていました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『みにくいアヒルの子』 青空文庫
窓といふ窓をしめて、暗い家の中に、冬眠する蛙たちのやうに、ひつそりしてゐなければならない。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
こうして、下界との一切の交通を絶ってしまった佐助は、冬眠中の蛇を掘り出して啖うと、にわかに精気がついたその勢いで、朝に猿と遊び、昼は書を読み、夕は檜の立木を相手にひとり木剣を振うている内に三年がたち、アバタの穴が髭にかくれるほどの山男になってしまった。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
冬眠冬眠ねむれよ、やすらかに、冬のあひだ、まどろめよ、和魂の香にとろみて。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
作例 · 標準
クマは冬になると、深い穴の中で冬眠に入り春を待つ。
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今年の冬は特に寒く、動物たちが冬眠から覚めるのが遅れそうだ。
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カエルは土の中に潜って冬眠し、厳しい寒さを乗り越える。
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ウィキペディア
冬眠 とは、寒冷や餌の枯渇が生じる冬季に動物が代謝を下げて体温が低下する現象。狭義には恒温動物である哺乳類と鳥類の一部が活動を停止し、体温を低下させて食料の少ない冬季間を過ごす生態のことである。広義では変温性の魚類、両生類、爬虫類、昆虫などの節足動物や陸生貝などの無脊椎動物が冬季に極めて不活発な状態で過ごす「冬越し」のことも指す。
出典: 冬眠 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0