魔人
まじん
名詞
標準
sorcerer
文例 · 用例
一方筆者は同年五月、病に倒れ、人生に絶望してやけくそ大魔人となった。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
もっともこの器械を作った人は、魔人のような彼の使用目的をすこしも知らなかったのだった。
— 海野十三 『振動魔』 青空文庫
それほど左様に神変自在な手段をもって、その事件の犯人たる怪魔人は、踪跡を晦ましているので御座います。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
そうして胸と、腹とを二重に折り畳んで、ハンカチから眼ばかり出した顔を、膝小僧に乗っかる位低くして来ると、さながらに……私が、その怪事件の裏面に潜む怪魔人で御座います……というかのように、グズグズと縮こまって、チョコナンと椅子の中に納まってしまった。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
その事件の中心となっている怪魔人が何者であるかという真相の底の底までも同時に思い出される筈で御座います。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
たとい諸君の目指す人間が、正真正銘間違いなしのこの事件の真っ黒星で、若林君の所謂仮想の怪魔人であるにしても、要するにそれは一つの推測で、確乎たる証跡があるわけではなかろう。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
……だから彼奴、若林の予想通りに、君がその自我忘失症から、姪の浜の一青年呉一郎として覚醒して、吾輩をその事件の裏面に活躍している怪魔人……血も涙もない極悪非道の精神科学の手品使いとして指摘すれば、この対決は吾輩の負けになる。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
……そうして知らん顔をしている怪魔人…………。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
作例 · 標準
山奥に住む魔人は、不思議な術を使って迷い込んだ旅人を惑わせるという。
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彼はある日を境に魔人へと変貌し、かつての仲間たちに牙を剥いた。
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物語の終盤で、正体を隠していた賢者が実は恐るべき魔人だったことが判明した。
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ウィキペディア
魔人(まじん)とは、神話や物語に登場する通常の人間を超越した力(魔力や妖術・神通力など)を持った存在。転じて、人間離れした能力を持った人のことを表現する際にも用いられる。
出典: 魔人 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0