妖術師
ようじゅつし
名詞
標準
magician
文例 · 用例
「芥子粒を林檎のごとく見すという欺罔の器」と「波羅葦僧の空をも覗く、伸び縮む奇なる眼鏡」とを持った奇怪な妖術師である。
— 中島敦 『鏡花氏の文章』 青空文庫
リュデスハイムは、かねてカルパトス島(クリート島の北方)の妖術師レベドスよりして、ヴェニトシン向気の事を聴きいたれば、ただちに頭を打ち落し、骸とともに焚き捨てたり――と。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
勿論当時のサラセン嫌悪の風潮で、ゲルベルトをまるで妖術師扱いにしているのだが、とにかくその一節を抜萃してみよう。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
繖形科の毒草にして、コニインを多量に含み、最初運動神経が痲痺するため、妖術師の星と称される土星の表徴とす。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
ねえ支倉君、ザベリクス(若きファウストと呼ばれ、十六世紀の前半、独乙国内を流浪した妖術師)やディーツのファウスチヌス僧正などが精霊主義に堕ち込んだと云うのも……。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
移住のはじまったころ、ドイツのある偉い祈祷医師がこの場所に魔法をかけたのだというものもあるが、またあるものは、ヘンドリック・ハドソン船長がこの土地を発見するよりも前に、インディアンの老酋長で、種族の予言者か妖術師であった男が、ここで祈祷をおこなったのだとも言っている。
— 故ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿より 『スリーピー・ホローの伝説』 青空文庫
」「はい、妖術師でござります」「ほほう、人間の妖術師か?
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
「何んという名の妖術師じゃな?
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
作例 · 標準
その妖術師は、見る者を驚かせるような不思議な魔法を披露した。
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物語の主人公は、邪悪な妖術師との戦いに挑む。
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彼女は村で一番の妖術師と呼ばれ、尊敬を集めていた。
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