吉備
きび
名詞
標準
Kibi (former province located in present-day Okayama and parts of Hiroshima, Hyōgo and Kagawa prefectures; later split into Bizen, Bitchu and Bingo provinces)
文例 · 用例
次に吉備子洲を生む。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
吉備にして、また八年、高嶋の宮、大和はも遠しとよ、高千穂よ遥けしと。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
吉備にして、また八年、高嶋の宮、大和はも遠しとよ、高千穗よ遙けしと。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
あるとき天皇はそのころ吉備といっていた、今の備前、備中地方の、黒崎というところに、海部直という者の子で、黒媛というたいそうきりょうのよい娘がいるとお聞きになり、すぐに召しのぼせて宮中でお召し使いになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
すると皇后は、そのことをお聞きになって、ひどく怒っておしまいになり、すぐに人をやって、黒媛をむりやりに船からひきおろさせて、はるかな吉備の国まで、わざと歩いておかえしになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
そんなわけで、天皇はついにある日、淡路島を見に行くとおっしゃって皇后のお手前をおつくろいになり、いったんその島へいらしったうえ、そこから、黒媛をたずねて、こっそり吉備まで、おくだりになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
その中には、高津のお宮のお飲み水を取る役所で働いていた、吉備の生まれの、ある身分の低い仕丁で、おいとまをいただいておうちへ帰るのが、乗り合わせておりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
吉備高島には、古事記に依れば、八年御滞在になつたとの事であるが、此の地方に、古墳等の遺跡の多いのを考へても、此処を仮の都として、山陽四国地方の経営に当られ、武器を整備し、鋭気を養ふと同時に、大和地方の情勢を偵察されたのではあるまいか。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
作例 · 標準
「お土産のきびだんご、やっぱり本場の吉備で買うと味が違う気がするね」
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備中高松城の攻防戦跡を歩きながら、かつての巨大な吉備王国の姿を想像してみた。
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岡山の友人に案内されて、吉備津神社の美しい回廊をゆっくりと散策した。
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ウィキペディア曖昧さ回避
吉備(きび)
地名
- 吉備町 — 和歌山県有田郡にかつてあった町(2006年1月1日に合併して有田郡有田川町となった)。
- 吉備 (桜井市) — 奈良県桜井市の大字。
- 吉備 (高取町) — 奈良県高市郡高取町の大字。
- 吉備国 — 岡山県を中心とし、広島県東部等に跨った古代国家。
- 岡山県の通称。
- 吉備中央町 — 岡山県加賀郡にある町。
- 吉備郡 — 岡山県にかつてあった郡で、真備町を最後に消滅。
- 吉備町 (岡山県) — 岡山県都窪郡にかつてあった町(現在は岡山市北区)。下記の吉備地域を参照。
- 吉備村 — 岡山県浅口郡にかつてあった村(現在は浅口市金光町)。
- 吉備地域 — 岡山市北区にある地区。かつての都窪郡吉備町。
- 吉備路 — 岡山県総社市を中心とした史跡の多い地域で、古代吉備国の中心地。
- 岡山県から広島県東部(備後地区)にわたるエリア。
- 吉備高原 — 岡山県、広島県・兵庫県の一部にまたがる高原。
- 吉備高原都市 — 岡山県吉備中央町にある計画都市。
人名
施設名
学校
- 吉備国際大学 — 高梁市にある大学で、俗称は吉備国(きびこく)。
- 吉備高等学校 (曖昧さ回避)
- 吉備中学校 (曖昧さ回避)
出典: 吉備 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0